2015年10月30日

ピエロがお前を嘲笑う

〈2015年映画感想43本目〉
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ピエロがお前を嘲笑う
WHO AM I? – KEIN SYSTEM IST SICHER
2014年 ドイツ 106分
監督:バラン・ボー・オダー
配給:SONY PICTURES RELEASING/ファントム・フィルム
出演:トム・シリング,エリアス・ムバレク,ヴォータン・ヴィルケ・メーリング,アントニオ・モノー・Jr,ハンナー・ヘルツシュプルンク,シュテファン・カンプヴィルト,トリーヌ・ディルホム

 ドイツ産の犯罪サスペンス映画です。マインド・ファック・ムービーという触れ込みが為されていますが,要するに映画全体を覆す程の結末が用意されている映画という位の意味でありましょうか。嵌ると爽快感と酩酊感を味わえる素敵な鑑賞体験となる映画でもあります。実際に本作でも最終盤での二転三転する真相は大変に面白いものがありました。それなりの爽快感や酩酊感を得られたのも事実であります。但し,映画鑑賞前からマインド・ファック・ムービーであることが声高に宣伝されていた為に身構えてしまった感はあります。結果として,身構えるが故に或る程度は真相の予測がついてしまったのは残念。主人公の証言が信頼出来ない語り手によるものであることを把握してしまうと真相の方向性が定まってしまうのですよね。騙されたという満足感を十分に得る為には過剰な宣言は逆効果なのかなと思いました。とは言え,現代のベルリンを舞台としたハッカーたちによる瀟洒で危険な遊戯は非常に楽しかったです。コンピュータ操作のみによるハッキングよりも物理的にコンピュータ制御室などへの潜入などによるハッキングのほうが多く扱われたのは面白かった。此処まで来るとハッキングというよりも完全に強盗の手口にしか思えないけれども。邦題となっているピエロの面もハッキング・チームの異形さを強調する意味で効果的に思えました。

 俳優陣はドイツ人ばかりなので馴染ありません。その分,素直に物語と演技だけを楽しむことが出来ましたけれども。因みに後から調べたら『ヒンデンブルク 第三帝国の陰謀』や『ルートヴィヒ』など嘗て鑑賞した映画に登場した俳優も数人いたみたいです。基本的にはハッカー集団CLAYの4人が主役となりますが,その中でも作中では終始自ら出頭した取調室で尋問を受けるベンヤミンが主人公となります。と言っても,このベンヤミンが信用出来ない語り手である為に何が真実で何が虚偽なのかを探りながら物語を追うのは楽しかった。最終的には多重人格者という結末が提示されるわけですが,そこから更に真相が覆されるのが面白かった。尤も,予想通りだったので,その追認という形に留まったのは残念でしたけれども。ベンヤミンを含めたCLAYの4人の中ではシュテファンの精悍さが格好良かった。リーダーのマックスはハッキング能力自体は然程ではないので,あくまでもまとめ役という立ち位置かな。尤も,ベンヤミンの語り故に何処までが真実かは分かったものではありませんけれども。ハンナー・ヘルツシュプルンクが演じるマリーの存在は最後までよく分かりませんでした。ちょっと唐突な感があります。ベンヤミンを取り調べる欧州刑事警察機構のハンネの行動は理解し難いものがありました。あれは警察官としては失格と言わざるを得ません。何をもって,あのような判断を下すに至ったのかは丹念に描写が欲しかったです。

 いろいろと不満がないわけではありませんが,楽しめた映画ではありました。何よりも洗練された映像と音楽が非常に格好良かったことには大満足。事前の情報さえなければ,先入観なくもっと楽しめたのかもしれませんが,事前の情報故に関心を持ったのも事実ではありますから,難しいところです。いずれにせよ,本作の完成度の高さは秀逸。音楽や映像を含めて,これが完成形であると言えるのではないでしょうか。ハリウッドでのリメイクが決まっているようではありますが,この本作を超えることは出来ないように思えます。
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2015年10月27日

ピクセル

〈2015年映画感想42本目〉
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ピクセル
PIXELS
2015年 アメリカ 105分
監督:クリス・コロンバス
配給:コロンビア映画/ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント
出演:アダム・サンドラー,ケヴィン・ジェームズ,ミシェル・モナハン,ピーター・ディンクレイジ,ジョシュ・ギャッド,ブライアン・コックス,ジェーン・クラコウスキー,デニス・アキヤマ

 誤解から生じた宇宙人の地球侵略にかつてのゲーム王者が立ち向かうSF映画です。『パックマン』や『ギャラガ』,『ダックハント』,『アルカノイド』など登場するコンピュータ・ゲームはいずれも懐かしいものばかり。それらが実体化するというのがたまりません。特に実体化して全てを食い尽くしてゆくパックマンは恐怖以外の何物でもない。宇宙人側がパックマンなので,侵略される地球人はゴーストを模したMINIで対抗することになります。このあたりは視点が変わって楽しい。また,最終盤のワシントンD.C.襲撃の際には高層ビルを用いた『テトリス』が見られるなど,嬉しい演出もありました。そして,最終決戦の舞台は『ドンキーコング』。基本的にはゲームと全く同じルールとなっています。主人公側が複数いるということで団体戦みたくなってはいますが。中盤で登場する『センチピード』はアタリ社製のゲームということで流石に知りませんでしたが,それ以外はほぼ日本製のコンピュータ・ゲームばかり。古くからのゲーム好きとしては懐かしく楽しむことが出来ました。物語も登場人物も割合に盆暗なのだけれども,それを含めてもなかなか愛着の湧く作品です。

 アダム・サンドラーが演じる主人公のサム・ブレナーはかつての『ギャラガ』の世界王者。敵のパターンを読み取ることで攻略策を見出すという昔のゲーマーの鑑といえる人物です。但し,アーケードゲームの世界大会で敗れた為に『ドンキーコング』には苦手感を覚えているというのが面白い。上述のように最終決戦は『ドンキーコング』となる為,この心的外傷を如何に克服するかが鍵となります。そのサム・ブレナーを破った元世界王者エディ・ブラント役はピーター・ディンクレイジ。その強さには秘密があるわけですが,そこもまたコンピュータ・ゲームらしくて面白い。尤も,彼の戦術が逆に地球に危機を齎すわけではありますけれども。サム・ブレナーの旧友であるアメリカ大統領ウィル・クーパーことチューイー役はケヴィン・ジェームズ。政治家としての盆暗ぶりが酷いのですが,此処までコンピュータ・ゲームに理解のある政治家ならば支持してもいいかなあ。アメリカ大統領の例に漏れず,最終盤ではかつてのゲーマーとして前線で奮闘を見せます。そして,サムとウィルと共に戦うラドローを演じるのはジョシュ・ギャッド。劇中では変人としての印象が強いのですが,結末で美味しいところを持って行った気がします。あれは酷い。ミシェル・モナハンが演じるヴァイオレット中佐はヒロインという位置付けでしたが,それ程印象に残っていないなあ。魅力的な美人ではあるのですけれどね。

 物語は無理があり,如何にもダメなアメリカ製映画といった印象なのですが,それでもなお十分に楽しめたのは,古きゲーマーとしての懐かしさによる補正が大きいのでしょう。逆を言えば,昔のコンピュータ・ゲームに対して興味も愛着もなければ,楽しめないように思います。その意味では見る人を選ぶ作品と言っていいのかもしれません。個人的にはもう少し物語には頑張って欲しかったところではありますけれどね。但し,高層ビルを使っての『テトリス』や『アルカノイド』で消滅するタージ・マハル,『パックマン』での市街地戦など見どころは十分にあったので満足です。ドット絵で物語が改めて描かれるエンド・ロールも含めて飽きさせない作品でありました。
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2015年10月25日

テッド2

〈2015年映画感想41本目〉
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テッド2
TED2
2014年 アメリカ 115分
監督:セス・マクファーレン
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ/東宝東和
出演:セス・マクファーレン,マーク・ウォールバーグ,アマンダ・サイフリッド,ジェシカ・バース,ジョヴァンニ・リビシ,モーガン・フリーマン,ジョン・スラッテリー,サム・J・ジョーンズ,リーアム・ニーソン

 2012年に公開された『テッド』の続篇。今作も命の宿ったテディベアのテッドとその親友であるジョン・ベネットの友情が描かれます。前作同様に性的な表現を含んだ下品な描写が満載の悪質な諧謔性が大変に魅力的。相変わらず,趣味的な映画の知識も大いに含まれています。分からないものも多数あったけれども。勿論,フラッシュ・ゴードンことサム・J・ジョーンズも引き続き登場。とは言え,前作よりも扱いは遥かに悪くなっていますけれども。今回焦点となるのはテッドが人間として認められるかということ。これが全米を揺るがす大騒動になるのが楽しいです。但し,物語としては素直に楽しめる部分が多いのですが,それ以外の細かな点で不快感を催す場面がちょっと多かったのは残念。それが物語に絡んでいるならまだしも,全く削っても影響のないところで笑いを取りに行き,更にその笑いが他者を笑いものにしたものというのは自分の好むところではありません。笑いの方向性が自分とは異なる印象を抱かざるを得ませんでした。このあたりの本筋から外れた部分で興醒めしてしまったのは否めません。面白い作品ではあったのですが,最終的には良くない印象を抱く結果となってしまっています。勿体ないなあ。

 テッドとジョン・ベネットは相変わらず。ふたりの友誼が既に確立され,揺るぎないものになっているのは嬉しい。但し,前作であれだけの騒動の末に愛情を確認したローリーと別れてしまっているジョンには興醒め。更には新たにアマンダ・サイフリッドが演じるサマンサと結ばれるというのを妬んでしまいます。冴えない中年という設定なのにミラ・クニスやアマンダ・サイフリッドから惚れられるというのは破綻している印象があります。そのサマンサは新人弁護士としてテッドの弁護に駆け回るのですが,麻薬を決めるなどの破天荒な部分が魅力的です。相変わらず,アマンダ・サイフリッドの美貌はたまらないものがあります。テッドが人間としての権利を有するか否かが焦点となる法廷劇での対決も楽しかった。テッドの妻となるのは前作にも登場したタミ・リン。演じるのはジェシカ・バース。如何にも頭の悪いアメリカ女性といった趣がありますが,寧ろそこに存外な魅力を感じます。そして,前作でテッドを執念深く狙い続けたドニーの再登場はやや意外でありました。今作でもその変態的な偏執性を見せつけてくれます。前作で圧倒的な存在感を見せつけたサム・J・ジョーンズも本人役として登場。しかし,その扱いが悪すぎることに辟易します。何というか,このあたりは不快感と嫌悪感を催す源にしかなっていないのですよね。これが本当に面白いと思っているのでしょうか。

 面白くはあったし,楽しめはしたものの,不快な点があまりにも多すぎたのは残念。下品な笑いも悪質な諧謔も好むところではありますが,無意味に他者を笑いものにすることだけは受け入れられません。前作ではジョンやテッドこそが笑われる立場にあった筈なのですけれどね。前作の面白さが殆ど継承されなかったのは残念。それは他者を笑いものにすることから生じるものではなく,笑われたことを力に笑い返してやる強さから生じるものであったと思うのですけれどね。いろいろな意味で残念過ぎる続篇に成り下がってしまった気がします。あと,リーアム・ニーソンの登場に意味はあったのか。彼の登場する映画を皮肉っている意図は感じられたのだけれども。
posted by 森山樹 at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想(劇場)

2015年10月22日

ナイトクローラー

〈2015年映画感想40本目〉
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ナイトクローラー
NIGHTCRAWLER
2014年 カナダ/アメリカ 118分
監督:ダン・ギルロイ
配給:オープン・ロード・フィルムズ/ギャガ
出演:ジェイク・ギレンホール,レネ・ルッソ,リズ・アーメッド,ビル・パクストン,アン・キューザック,キャスリーン・ヨーク,ケヴィン・ラーム

 ロサンゼルスを舞台に犯罪や事故の映像を追う社会病質者の姿を描く犯罪スリラー映画です。アメリカの報道というのは日本とあまりにも違い過ぎるのですが,これが本当に現実性が高いのかどうかは判断する術がありません。流石に此処まで酷くはないだろうと思う反面,自由が極限まで拡大化されるアメリカでは普通に有り得ても不思議ではない気もしてしまいます。より刺激的で,より衝撃的で,より派手な場面を映像として捉えるということで商売とするというのはまだ分からないでもないのですが,それが善悪という枠組みを越えていくのが大変に恐怖感を覚えてしまいます。当初は警察無線を傍受することで交通事故の被害者の映像を撮っていたのが,やがてより刺激的となるように犯罪現場の改竄を始め,更には住居への不法侵入,そして意図的に警察に情報を流すことで銃撃戦が起きるように仕向けるなど,徐々に手法が激化していきます。そこに倫理観はまるでなく,あるのは名声と金銭を求める欲望だけという状況に至ります。当初は冴えない男だった主人公が最終的には人間性を失った化物のように思えるのは下手なホラー映画よりも遥かに恐怖感を刺激されました。

 主人公ルイス・ブルームを演じるのはジェイク・ギレンホール。仕事熱心で向上心もあり,積極的に新たな手法を取り入れるという,一見すると労働者の鑑のような存在でありながら,その実は倫理観が欠如した社会病質者であるルイスを好演しています。最終的には平気で相棒のリックを見殺しにするというか,積極的に罠に嵌めて邪魔者として排除するという,利己的な視点が素晴らしく怖い。最初はまだ職がないことに苦悩するなど人間味があったのに,いつからか人間性を喪失してしまっていくというのが不気味ですらあります。これはルイスにその資質があったのか,或いは人間誰しもが持ち得る要素なのかは分かりません。但し,所謂サイコパスと呼ばれる精神病質が先天性のものであるのに対して,ソシオパスこと社会病質は環境の中で獲得する後天性のものとされることが多いように思います。となると,誰もがルイスのようになる可能性はあるということ。リックを嵌めて死に至らしめたことに精神の呵責を全く覚えることなく,寧ろ業務拡大の為に新たな人員を雇い入れるルイスの前向きな,けれども病理に満ちた姿が印象的でありました。証拠がないことを承知の上で警察に対し平気で虚偽の事実を述べることで勧善懲悪ではない結末を得たルイスがあまりにも皮肉に思えます。

 面白いというには語弊があり過ぎますが,大変に興味深い作品でありました。とにかく,ジェイク・ギレンホールの存在感が秀逸。鮮烈で派手な映像を撮る為に倫理から逸脱してしまうというのは報道という分野においては聞かない話ではありませんが,逸脱ではなく倫理を完全に喪失するというのは流石に強烈なものがあります。そして,最終的に罪に問われることもなく,今日も元気に刺激的な報道を求めてロサンゼルスを闊歩するルイスの姿があまりにも印象に残る作品でありました。何というか,怪作という言葉が相応しいように思えます。変な爽やかささえも感じてしまう結末ではありますが,決して鑑賞後の後味がいいものではありません。それも含めて存分に楽しめた作品ではありました。
posted by 森山樹 at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想(劇場)

2015年10月20日

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

〈2015年映画感想39本目〉
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ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
MISSION: IMPOSSIBLE – ROGUE NATION
2015年 アメリカ 131分
監督:クリストファー・マッカリー
配給:パラマウント映画
出演:トム・クルーズ,ジェレミー・レナー,サイモン・ペグ,レベッカ・ファーガソン,ヴィング・レイムス,ショーン・ハリス,アレック・ボールドウィン,トム・ホランダー

 トム・クルーズが主演を務める〈ミッション:インポッシブル〉シリーズの第5作目。毎度の如く,トム・クルーズが演じるイーサン・ハントの世界を股に掛けた戦いが描かれます。トム・クルーズを格好良く見せる事には定評のあるトム・クルーズですが,実際に格好いいのだから仕方がありません。何よりも,トム・クルーズだけではなく,ジェレミー・レナーやサイモン・ペグにも十分に活躍の場が与えられているのが嬉しいです。それぞれの立場で,それぞれのやり方で,窮地に陥ったイーサン・ハントに協力するという展開はやはり燃えるものがあります。今回の敵は謎の組織「シンジケート」。IMFのロンドン支部さえも制圧する強大な敵に如何にイーサン・ハントが立ち向かうのかが見所となりますが,IMF自体が解体の危機に直面する有様でほぼ孤立無援の状態になってしまいます。この危機に敢えてIMFに残ることでイーサン・ハントを弁護しようと試みるウィリアム・ブラントが熱いです。勿論,ベンジー・ダンも笑いを織り交ぜながらもイーサン・ハントの良き相棒として活躍してくれます。更には敵か味方か不明の謎の美女イルサも大いに存在感がありました。シリーズの中でも最上位に面白い作品であります。

 イーサン・ハント役のトム・クルーズは最早言葉の必要はないでしょう。相変わらず,体を張った演技を見せてくれるのが素晴らしい。冒頭の飛行機の場面は圧巻。また,モロッコの地下発電所内にある巨大水槽での作戦も見応えがありました。序盤で「シンジケート」の首領ソロモン・レーンに嵌められたイーサン・ハントが最終決戦では罠に嵌め返すという爽快感も堪能出来ます。そのソロモン・レーン役はショーン・ハリス。但し,ソロモン・レーン自身にそれ程魅力を感じなかったのは残念。オーストリア首相の暗殺に成功するなど結構な成果を挙げてはいるのですけれどね。序盤はともかく中盤以降はイーサン・ハントの引き立て役に収まってしまった感がありました。ウィリアム・ブラント役のジェレミー・レナーとベンジー・ダン役のサイモン・ペグの活躍は上述したとおり。特に有能でありながら笑いも取れるベンジー・ダンは最早なくてはならない存在に思えます。この手の役こそはサイモン・ペグの本領発揮ですしね。前作から登場のウィリアム・ブラントもイーサン・ハントからやや離れた立ち位置で活躍を見せてくれます。勿論,ヴィング・レイムス演じるルーサー・スティッケルも登場。この三人がそれぞれの立ち位置を弁えてイーサン・ハントに協力するのが実に良いです。今回のヒロインであるイルサ・ファウスト役はレベッカ・ファーガソン。序盤で明らかに味方であることは分かっていたのですが,最後まで彼女の処遇には不安を抱いていました。あの結末は非常に爽やかだったと思います。

 〈ミッション:インポッシブル〉好きとしては素直に満足。というか,シリーズを重ねるごとに加速度的に面白さが増している気がします。ウィリアム・ブラントとベンジー・ダンは今後もイーサン・ハントの仲間として登場を続けて欲しいものであります。イルサ・ファウストにも再登場して欲しいけれど,シリーズの常套を観ているとちょっと無理かなあ。寧ろ,CIA長官役のアレック・ボールドウィンのほうが再登場の可能性は高そうに思えますね。いずれにせよ,既に更なる続篇の制作は決定しているとのこと。公開を楽しみに待ちたいと思います。
posted by 森山樹 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想(劇場)